なぜ、読み聞かせをするの?
双葉幼稚園が、お父さん・お母さんに「絵本の読み聞かせ」をすすめる理由。それは、子どもの感じる「楽しさ」「嬉しさ」「幸せな気持ち」の多くが、お父さん・お母さんの愛情によってもたらされるからです。子どもにとっては、お父さん・お母さんが一緒にいてくれること、そして子ども騙しでないすてきな絵本が与えられていることは、何にも変えがたい嬉しさ、糧となります。
絵本には、読み手の思いを伝える力があります。お父さん・お母さんの「この気持ちを共有しよう」「楽しもう」といった思いは、読み聞かせをすることで、ダイレクトに子どものこころに響きます。読み聞かせのことばは言霊となり、子どものこころに深く刻み込まれるのです。

絵本は、目と耳で感じる「総合芸術」。
絵本の読み聞かせは、ただの遊びではありません。耳から入ってくる「ことば」と、目で見ている「絵」。それらが合わさって、ひとつの総合芸術となります。
子どもは、自分の世界の中で想像を膨らませて絵を動かし、物語を楽しんでいきます。そして絵本の世界を、実際の生活体験と同じように感じていきます。
絵本を読み聞かせると、自然に読解力や言語力、豊かな想像力が身につきます。想像力を育むと、人としての視野がぐんと拡大し、人の気持ちを考え、思いやり、痛みのわかる大人へと成長していきます。つまり絵本は、人間力を育める芸術作品だと言えるのです。

子どもには、一流の絵本を与えること。
絵本だからといって、どれを選んでも良いというわけではありません。必ず、一流のものを選ぶことが大事です。一流の作家と一流の美術家が精魂込めて作り、「子どもたちに伝えたい」という願いが込められた絵本には、子どもの成長に大きな影響を与える力があります。
また、子どもの年齢と時季に合った本を選んであげることも大切です。タイミングが合えば、子どものこころに、より響きやすくなります。

蔵書数5,000冊を誇る、双葉ライブラリ。
双葉幼稚園のライブラリには、約5,000冊の絵本があります。
絶版本や初版本などの貴重なものもあり、絵本を愛する親御さまにも喜ばれております。子どもたちは、基本的にライブラリへの出入りが自由。貸し出しを受け付ける時間も設けております。
双葉幼稚園の絵本教育はこれまで、たくさんのエピソードを生みました。あるお母さまからは、「今までは図書館に行ってもどれを借りればいいかわからなかったけど、良い絵本がどんなものか、わかるようになりました!」と仰っていただいたことも。また、「先生、わたしこの絵本、自分の子どもに読んであげる!」と言っている子どももいました。これからも双葉幼稚園は、「親と子のいい時間」の橋渡しができるよう、子どもとお父さん・お母さんに、絵本の魅力を伝えていきたいと思います。
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たべられるきのみ自然は親切。美味しい木の実の季節です。この表紙にあるような「実」、探してみませんか。
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どんぐり丸いの、細長いの、いろいろな形の、いろいろな木のどんぐり。ドングリを拾ったら・・、何にする?
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ぼくびょうきじゃないよなぎさ公園内に、「魔法の文学館」ができました。その角野栄子先生の楽しいファンタジー。
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こぶじいさまずーっと読み継がれてきた日本の昔話。赤羽末吉氏の絵と松居直氏の見事な日本語の織り成す傑作絵本です。
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おおきなあかいりんご子どもの気持ちをスーっと捉えてしまうステキな絵本。
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くだもの食べることの大好きな子どもたち、うれしい絵本です。
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よるのびょういん1979年に「こどものとも」としてでた白黒の写真構成の絵本。今も子どもたちを捉えて離さない。優れた絵本です。
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木世界的に著名な彫刻家佐藤忠義氏が、子どもたちに伝える「いのちのうた」
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くさるびっくりするようなタイトルですが、地球の生命の壮大な物語。
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ぶたぶた こぶた子どもたちの大好きな、何とも言えない心安らぐお話です。
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しろくまちゃんのほっとけーきだーい好きなホットケーキ。今日のお昼は、「ねぇ、ママ、ホットケーキ作って!」
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はじめてのおべんとう毎日のお弁当は、お母さんの愛情のかたまり!子どもはちゃーんと知っています。
"今日のお弁当、何だろな、おにぎり、からあげ、ブロッコリー"毎日初めてのようなドキドキ感があふれてます。 -
巨大空港「そうそう、こうだったよね」夏に乗った飛行機、空港、改めて
こんな大きな画面で見て感動。お話が溢れてきます。 -
こんとあき夏休みに行ったおばあちゃんちのことや旅の思い出が重なってきます。
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ひるまのおつきさま明るい昼間の空に、ほーら、昼間のお月さま!見つけてね。
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くさはら どん涼しい秋風に誘われて行ってみましょう、草原へ。虫や花が待っているよ。
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まどのむこうのくだものなあに?よーく見ると、こんな!
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ぴょーん〖森のずかん〗を初め、恐竜図鑑や自然科学の本・図鑑など世界的権威の松岡先生が、
こんな赤ちゃん向け絵本も出していました。 -
とくべつなよる深い地面の下から、小さな穴を掘って、一体どうやってその時、そこを目指すのでしょうか。
のっこんのっこん自分のお目当ての所まで歩いていくセミの赤ちゃん。 -
おいていかないで――おにいちゃん、あそびにいくのね?
わたしも いく・・・
「夏休み」って、スゴイ楽しみと喜びの宝箱なのですネ。 -
チロヌップのきつねいつまでも戦争が終わらない。戦争で傷つくのは人間じゃない。
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あーいいきもち水の中は、あーいい気持ち!
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夏の虫 夏の花夏の花や草遊び、虫探し、セミ取りなどなど楽しいことがいっぱいの夏
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むしがとぶ「飛べる」って、大きな夢ですね。虫や鳥から人間はたくさんのことを学びました。科学は本当に美しい!
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ちょっとだけ「いつもママはやってくれるのを見ていたから、ちょっとだけせいこうしました」と少しずつ独り立ちしてゆく子、その原動力は、何と言ってもいつも、傍らにいてくれて守ってくれているママの愛情。その愛があふれて自立に向かうのですね。
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てつたくんのじどうしゃいつも人気の絵本です。仲間の絵本は次々浮かび、更に世界が広がります。
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はたけのはなとみ野菜の花って、こんなにきれい!
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なにのこどもかなみんな、お母さんと一緒。
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ぞうくんのあめふりさんぽ『ぞうくんのさんぽ』のお散歩が雨の日だったら・・・
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かばくんのふね『かばくん』の姉妹編で、動物園に雨が降り、洪水になりました。
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あめふりご存じ、「ばばばあちゃん」のばばばあちゃんらしいお話が広がります。
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かたつむりカタツムリを見つけたら……、いろいろ試してみてね。
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池や小川の生物池の中から、ヤゴ(トンボの赤ちゃん)がでてきて、トンボが生まれてくるのに出会えたら!
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わたしのあかちゃんみんなの物語。だれにも、大事な大事な「私の生まれたとき」のお話があります。
子育て中のお母さん、これを読むとき、私は、感謝と尊敬の思いでいっぱいになるのです。 -
ちいさなき木にも、ほらね、お母さんがいるの。
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どうぶつのおやこイヌやネコやウサギなど身近な動物たちがこんなに丁寧に描かれ、お母さんと
一緒の安定感に包んでくれてます。感じたままをお話下さい。
母と子・母子一体の安心感、安定感が子どもの育ちには不可欠な土台です。
子どもはいつもお母さんと一緒に、絵本でも実際でも。 -
ちいさなねこ母子一体から、少しずつ独り立ちへと向かっています。でも少しずつ、ゆっくりと。
「おや、ちいさな ねこが にわに おりた。
おかあさんねこが みていないまに、
ひとりで でかけて だいじょうぶかね。」 -
じどうしゃぶーぶー、ぶーぶーと子どものお気に入り。絵を見ているとお話が生まれてきますね。
感じたままをお話して楽しんで下さい。いい本です。 -
こすずめのぼうけん「ぼくひとりでせかいじゅうをみてこられる」と巣立ったこすずめは……。
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シロナガスクジラ子くじらは、母くじらからすべてを学んで、いよいよ独り立ちします。
母は命がけで子を守って戦う。感動的ないのちの物語です。 -
のげしとおひさまカエルさんとチョウチョも、みんな好きなところへ飛んで行ける・・・。
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モンシロチョウはなにがすき?寒い冬の間、チョウチョたちは、どうしていたのでしょうか?
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ぼくうんてんできるんだ!くまたくんシリーズの一つ。さぁ今度は運転です。